子育てしていると気持ちのコントロールが難しい時が多々あります。
イライラして子どもにあたる自分が嫌で変えたい!と思いこの本を手に取りました。
生きていく上で指針になってくれるような教えがたくさん詰まっている本でした。
哲学というと難しそうなイメージでなんとなく避けていたんです。
でも、この本はそんな難しくなく、
ページ数は多いですが、すっすっと読み切ることができました。
📚おすすめの人
・人生が上手くいってないなーと思っている
・対人関係で悩んでいる
・子育てをしている
・自分のイライラ、怒りに振り回されている
🌸自分なりの解釈
自分でコントロールできるもの
・自分の品性
・他者への接し方
・自分の行動と反応
と、ストア派哲学ではこのように考えている。
そして、自分でコントロールできないもの(他者の気持ち、行動、反応など)
に対しては無関心であれ。
特に悩む必要などないということ。
🐷印象に残った言葉
・今日誰かと一緒に過ごしているのが相手にとって(あるいは自分にとって)
この世での最後の1日なのだと考える。
↓
一緒にいる人が死んでしまったらものすごく悲しい。
子どもなら尚更。
でも、最後かもと想像力を膨らませることによって、
1日一分一秒を大切に尊いものだと思えるかもと思いました。
・もちろん子育ての場合はコントロールする力がより大きくなりますよね。
私たちは子育てに知力と体力と気力の限りを尽くせますが、
結局のところ我が子がどのように行動するかどのように成長していくのか、
どんな大人になるのかはコントロールできません。
↓
他人もコントロールはできない。
家族である子どもももちろんコントロールできない。
でも、自分は親だからーなんて言うことを聞かせたりしようとするんですよね。
私は、早く寝かせたいという意識が強いので、
早く寝てくれー寝てくれーってコントロールしようとしてイライラしちゃいます。
子どもがうまく動いてくれない。とイライラすることは無駄ということになります。
イライラしそうになったらこれはコントロールできるんだっけ?と確認していこうと思います。
・怒りに関するストア派の教えは、
他者の品性が難ありだとしても、それを直すかどうかは本人次第で、
私には関係ないものだと示したのです。
自分に不当な扱いをした人物に対してひどい振る舞いをすれば、
同じレベルに身を落としてしまい、
それはただ自分自身を傷つけて自分の品性を貶めるだけなのです。
↓
他人に怒られても落ち込みはするけど、言い返したりはしません。
でも、家族(母親、旦那さんなど)から怒られるとかっとなって
言い返してしまう時ありませんか?
だまってぐっと我慢できる人もいるとは思います。
そういう人すごいなー仏様かなーなんて思います。
私はよく母親とバトルをしてしまうんです。(最近はよくなったかも)
ばんっとイライラをぶつけられたり、どなられたり、
子どもがきつくどなられたり、するとかっ!と口答えしたくなるんですけど、
ここはぐっとこらえて
「同じレベルに身を落とし、自分自身を傷つけて、品性をとがめるだけ」
と心の中で唱えるとイライラというのはスルーできるのかなと思いました。
ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございます。