「おさなご保育園」という実際にある保育園でのお話です。
1996年に販売されたのでかなり前の本ですね。
まず、子どもたちにどういう保育をしているかが書いてあります。
それがもう素敵な取り組みをしていて、
保育士さんたちの子どもに対する思いが溢れているんですよ。
子どもたちのために色々な運動を取り入れたり、まだ3歳だけど
体の仕組みをわかってもらうために人形を作ったりとか。
このように子どもたちのために一生懸命な調理師さん、看護師さん、保育士さんで素敵な保育園だなーと思いました。
保育園をどのように、運営してきたか、
保育園をどう作るまでに至ったのかも書いてあります。
それが涙、涙で・・・。
保育士さんたちはとても苦しかったけど、
やっぱり子どもたちのため、時には自分たちを犠牲にしながらも
頑張ってきたことにとても感動しました。
建設する時、地域住民から反対の声があり(なんで反対するの!)
条件を出され、泣く泣く、3歳までの保育園しかできなかったんですね。
必ず5歳まで預かれるようにいつかしたいと言っていたんです。
今はどうなっているのかなーと調べたら、
本園と分園で2つになってるし、5歳まで預かりOKになっていました!
それみたら、嬉しくてー。よかったなー。
感動もするし、ほっこりもする素敵な本でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。